トレードシステムの使いやすさ
CFDとは差金決済取引(Contract for Difference)の意味だが、通常CFDという場合は、2000年から行われている投資商品を指す。日本でも2008年頃より提供が開始された。証拠金を預け、レバレッジをかけて取引を行うもので、外国為替証拠金取引(FX)を、通貨以外の外貨預金や株価指数などで行うような性格を持つ。先物取引の一般的な特徴として「証拠金取引」制度がある。これは、購入もしくは売却する先物の表示する原資産価額(単価×数量)の全額は不要で、市場が指定する一定量額の証拠金を担保にして取引が出来るというものである。先物取引市場は 不動産投資投資信託の価格変動を回避するための保険(リスク・ヘッジ)として設計されており、証拠金は実物(原資産)の価格変動に見合う保険金・担保金の性格を持つ。反対売買のさいには差し入れた証拠金の差額調整により決済(差金決済)され、取引所が設計した価格変動幅(値幅)を越える価格変動が生じた場合、証拠金は清算機関に差し押さえられ強制決済か追加保証金の納入を求められる。
先物取引を専門におこなう場合、証拠金システムによりレバレッジ(てこ)効果が生じ、商品先物取引の信用取引などと同じように、用意する現金に比べて大きな利益、大きな損失が生じやすく、投資額からみるとハイリスク・ハイリターンな取引であるといえる。先物取引に関して、想像以上の損失をこうむってしまう投機家が多いのは、このためである。取引所の取決めによっては投資額以上の負債を抱えることもある。